dovecot-saslが内蔵なのにcyrus-saslを何故installする理由

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

postfixを再導入するところでハマった。

状況としては。FreeBSDのportsから、cyrus-saslを有効にしないでcompileした。

postconf -a
dovecot

と、dovecot-saslが使えるようだ。
しかし/usr/local/etc/postfix/main.cfにて

smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_type = dovecot

としても、「cyrus-saslが無い!」と怒られる。


postconfして判った。
暗黙の了解(=main.cfで定義してなくてもデフォルトでセットされているパラメータ)でcyrus-saslがセットされていたのだ。

dovecot-sasl1.pngよって、pkgとしては、「postfix-sasl cyrus-sasl-saslauthd」にdovecotを入れるのが正解。これはdebian(raspi-os含む)も同様。
備忘録に記録していた記事を忘れていた。

注)/usr/local/etc/postfix/main.conf にて、relay_hostにsmtp-authを送る場合には、"smtp_sasl_auth_enable = yes"を追加する。

(2022年3月28日)