Bandit1200sのリミッタを抵抗1本で解除する
ネット(2chの油冷スレなど)によると、Bandit1200sとかGSF1200は抵抗1本で速度リミッタが解除可能とのことだ。貧乏人にやさしい設
計である。貴重な情 報を晒してくれたGSF/Bandit乗りと、スズキの設計者に感謝を申し上げる。
リミッタがかかるのは、ギアのポジションの抵抗が4速ないし5速のときに、180km/hに到達する回転数で、点火を間引く。そこで、常に1速のポジショ
ンである660Ωの抵抗を挿入してアースに落とし、エンジンが常に1速だと認識するようにさせる。単にピンク色の抵抗線を切ってしまっては速度リミッ
タが掛ってしまうが、1速ないし2速の抵抗であれば、速度リミッタは外れる様だ。以下は実測してみた抵抗値である。
1
|
660Ω
|
N
|
∞
|
2
|
1.05KΩ
|
3
|
3.40KΩ
|
4
|
4.61KΩ |
5
|
8.67KΩ |
なお、このピンクの線のスピードリミッタの回路は、ニュートラルランプやサイドスタンド出し忘れスイッチとは独立しており、切断によってニュートラルラン
プが点灯しなくな るとかの影響は無かった。具体的作業手順は、以下の通り。下図参照ください。
(1)シートを外す。
(2)ポケット(ETCとかいれるところ)を外して、バッテリが見えるようにする。
(3)ピンク、赤、黒の線が結線されてる3極コネクタを探す。
(4)3極コネクタの右側20〜30mmのところでピンクの線を切断し、ギボシを成端する。
(5)ヒューズボックス等に入れて防水した抵抗を、切断したピンク線の間に挿入、接続する。
(6)抵抗のコネクタから遠いほうを分岐して、アース(ボディかバッテリの(-)極)に接続する。
速度リミッタが外れたか確認のため、センタスタンドを上げた状態で、リア
をほんの軽く引きずって、5速でぶん回してみた。7,000rpmにて 240km/h。もっと回りそうだが、騒音で近所迷惑のためヤメた。