Raspi-OS(64bit)+Rpi4(8GB)のストレージをSSD化する

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掲題の通り、Apacheが動く、Raspi-OS(64bit)+Rpi4(8GB)のストレージをSSD化する作業を実施。FreeBSDが動くPostfix+Bind機のRpi(4GB)を同じアダプタを手配。1699円なり。

キャプチャ.JPG

ところが、Raspi-OS(64bit lite)のイメージを書き込み、bootしようとすると、落ちる。Windows10からは問題なくマウントできる。FreeBSD-13R-aach64-Rpiのイメージもbootする。しかしRaspi-OSだけはbootできない。以下はFreeBSD上の稼働状況。

無題2.jpg

google先生に助けを頼んだら、このUSB~SATAアダプタの"JMS567"というチップセットはイカん、という記事に遭遇した。感謝!

https://qiita.com/kark1223/items/34b597b45326d80a4780?

/boot/cmdline.txtの冒頭に"usb-storage.quirks=152d:0578:u "を追加する。これによりUSB-MassStrageとして認識され、boot-romとチップセットの相性問題が解消されると。

無題.jpgこれで、無事にbootするようになった。
ただ、ちょっとスピードが遅いです。980円で別なのを見つけたので、現在取り寄せ中。

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(追記:2021/07/13)

別のSATA~USB変換アダプタが届いた。

キャプチャ.JPGカテゴリがRpi4ケースとなっている。/boot/cmdline.txtを元に戻して、reboot。

IMG_0328.JPEG無事立ち上がりました。

無題3.jpg

チップセットは、Amazon売り場の通りASM1153。ただバススピードが、前回のJMS567が6Gb/sだったのに、今回のASM1153は3Gb/s。でも体感速度が変わらない不思議。

JMS567が実力を出せてない感じがします。だってWIndowsやFreeBSD上では体感速度が速い。
コスパはASM1153に軍配が上がりますが。

おいおいSSDベンチマークテストにでも通してみますか。
Kingstonの500GB-SSDが意外にもネックになってる可能性もある。